傷口を隠す手をそっと離して(担降りないブログ 後編)

この記事は1人のキモ・オタクが、自担であるふぉ〜ゆ〜・松崎祐介さんの結婚を受け、躁と鬱を行ったり来たりしながら、担降りしないことを決意するまでのドキュメントです。言わば担降りないブログです。

前編はこちらから ☞ 上を向いて歩いても涙はこぼれて(担降りないブログ 前編) - 行き場のないメロディが

後編は、追い打ちをかけるようにわたしの身に起こったまさかの受難と、担降りない決意についてです。

ちなみに元日にすっかり元気をなくしてしまったわたしですが、次の日に親戚と寿司やカニを食べたり、酒を飲んだりしてなんとか通常の生活を送れるまでに気を紛らすことができました。美味い飯は人を救う。

 

ふぉ〜ゆ〜は、年明けすぐに昨年11月から行われていたライブツアーのオーラスを控えていました。もちろんわたしも行く気満々で、ずっと前からチケットと交通手段を確保していました。

俳優として個々で引っ張りだこの舞台班・ふぉ〜ゆ〜がアイドルとしての活動をしているところが見られるのは、毎年秋〜冬の現場だけ。これは後からふぉ〜ゆ〜のラジオ番組「ぴたラジ」で知った情報ですが、2022年は舞台・ミュージカル、そしてドラマや映画まで、それぞれの俳優業が本当に立て込んでいて、ギリギリまでライブをできるかどうかがわからなかったそう。そのくらい、ふぉ〜ゆ〜のアイドル現場は貴重な機会です。

そんなアイドルとしての現場に、結婚発表ホヤホヤの自担はどんな顔をして立つのか。どんな言葉を発するのか。そして、そんな自担を見る自分はどんな気持ちになるのか。どんな感情を抱くのか。何もかもが未知数であるこのツアーオーラスに、わたしは自分のオタクとしての進退を預けることにしました。

と、なんとなく身を固める覚悟ができてきたわたしですが、追い打ちをかけるようにまさかの受難が訪れました。

一人暮らしの自宅に戻ったあとすぐに、実家の家族がコロナに感染していたことが判明し、濃厚接触者になりました。仕事始めをスキップして、5日間の自宅待機。メンタルが少し盛り返していたとはいえ仕事をするまでの気力には至ってなかったので、正月休み延びたラッキー!くらいの気持ちでいました。そんなこんなでダラダラと正月休みの延長を過ごしていたところ、3日目くらいからなんとなく喉に違和感。4日目でちょっとビビりつつ念のため行った抗原検査は陰性。乾燥のせいかと思い、漢方飲んでぬれマスク着けて寝たりしてました。

待機期間最終日。明らかに喉が痛い。抗原検査の結果、陽性…………。検査日は1月8日。ライブは1月12日。隔離期間は発症から最低7日間。そう。オタクとしての進退を預けるはずだったライブに行けなくなりました。ライブに行けなくなったわたしは、誰の言葉を信じ歩けばいいの?のアンジェラ・アキ状態になってしまいました。迷えるキモ・オタクの誕生です。

でも同時に、一旦距離を置くことで頭を冷やすきっかけにもなりました。ちゃんと元旦に初詣に出かけて、「心穏やかにオタクしたいです」ってお願いしたから、躁鬱ジェットコースターのわたしを見かねた神様が与えてくれた機会なのかもしれない。マジで喉痛くてご飯も食べられなくてつらかったけど。年始のテンションを引きずったまま進退をかけてライブに行くの、いま思うと割と危険だったかもしれないです。

そしてわたしを救ったのは、現地に行った信頼できるオタクたちの言葉でした。伝聞はあくまでも伝聞と言われればそれまでだけど、オタクたちがステージに立った松崎くんのことをいろんな言葉で伝えてくれました。そこには、間違いなく揺るぎなく、わたしの大好きな松崎くんがいました。いつもの言葉通り、松崎くんが"for you"してくれるエンターテインメントを信じて、たまに苦しくなる自分を可愛がりながらオタクを続けよう。そんな風に思えました。

1月13日のラインライブ松崎くん個人配信。年末の発表前から決まっていたことで、直前までは自衛しようと思ってたけど、やっぱり見ちゃいました。冒頭、ラインライブのサ終に伴い番組も終了してしまうという発表に対して、オタクと同じ熱量で悲しい顔をする松崎くん。それでも、コーナーが始まればいつもと変わらない笑顔とテンションでエンターテインメントを届けてくれる松崎くん。ナイスボイス(胸きゅんセリフ)のコーナーでは少し胸の辺りがざわざわしてしまったけど、年始に想像していたよりも遥かに明るく、前向きな気持ちで見ることができました。

 

やっぱり、ふぉ〜ゆ〜担って、松崎担って、本当に楽しい!𝑪𝑨𝑵𝑴𝑨𝑲𝑬 𝑻𝑶𝑲𝒀𝑶!

 

いま、伝えたいこと

本人に届くはずのない言葉だと思って書いてます。万が一届いちゃったとしたら、酒飲んで寝て忘れてください。

松崎くんは、優しい。仲間を想って涙を流すことができる。仲間のために怒ることができる。人を笑顔にすることが好きな人。人を思う人。そして、家族思いの人。誰かをまっすぐ愛する人

ちょっと口が悪くなりますが、松崎くんは、少しおバカ。漢字が苦手。日本語もちょっと苦手。記者会見ではじめて結婚の話を振られて、サービス精神故に自分から婚姻届やら証人やらの話もしちゃう。でも、そんなおバカなところが愛おしくもある。

まだまだ心から「おめでとう」と笑顔で言うことはできないけど、年末年始に苦しみながら結局松崎くんから目を離すことができなかったわたしなので、もうしばらく松崎担でいてみようと思います。脳内お花畑って言われるかもしれないけど、わたしは松崎くんの周りに咲くお花でいたいので。

松崎祐介さん、ご結婚おめでとうございます。

そして、これからも応援させてください。

優しくって少しバカ

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